FAQ

Q

唐津焼とはどんな焼き物なのですか?

A
唐津焼の起源は諸説ありますが、室町時代末から桃山時代にかけ岸岳城城主波多氏の領地(現在の唐津市北波多付近)で焼かれたことが始まりとされています。 豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に連れ帰った陶工たちが肥前各地で窯場を作り、陶器を焼き始めたことで唐津焼の生産量は拡大していきます。 登り窯に蹴ロクロ、多彩な釉薬技法。朝鮮渡来の技術の導入により作風や種類も豊かになり全国に流通したことで、唐津焼は日本を代表する焼物となりました。西日本では焼物のことを「からつもの」と呼ぶほどまでに有名になりました。 唐津藩の御用窯としても発展しましたが、明治期には藩の庇護を失い衰退。昭和に入ってから、後に人間国宝となる中里無庵の尽力により古唐津の技法は復興され、現在に至ります。
Q

買ったばかりの唐津焼をどう使い始めたら良いですか?

A
有田焼に代表されるような硬く焼き締まった「磁器」とは違い、唐津焼を含めた「土もの」「陶器」は多孔質(スポンジのように細かな穴がたくさん空いているイメージ)で大変吸水性の高いものです。うわ薬の亀裂(貫入と呼びます)から入った水分が外側にしみ出る場合がございますが、これはご使用になっているうちに景色を作りながら徐々になくなるものですので、ご心配に及びません。 おろしたばかりの陶器(特に白い化粧土がかかった粉引技法のもの)は乾燥しておりますので、食べ物の水分や油分等が器にしみ込みやすい状態です。お使いになる前に水かお湯に浸し十分に器に水分を含ませ、拭き上げてからお使い下さい。また、かびの発生を防ぐため使用後の乾燥は十分に行って下さい。 お使いいただく中で器は表情を変えてゆきます。その変わりようを見るのも器の楽しみ方のひとつです。
Q

電子レンジは使えますか?

A
一般的に工業製品などで電子レンジでの使用がテストされたもの以外は、使用をお勧めしておりません。 陶器には様々な産地があり、数えきれないほどの種類の陶土があり、さらに私共作り手はイメージする風合いに近づけるため、それらをブレンドすることさえあります。それら一つ一つに電子レンジでの使用についての確実なテストをするのは残念ながら不可能です。
Q

食器洗浄機は使えますか?

A
食器洗浄機のタイプにもよりますが、高圧の水流で食器同士が触れ合うことがあります。そして水切りカゴへの置き方によっても洗浄中に食器同士がカチャカチャと触れ合う場合があり、その結果割れ・欠けが生じる可能性があります。 また、食洗機内では循環した水を利用して食器を洗っていますので、その水が油分や汚れを含んでいれば食器が吸収する可能性があり、シミや匂いの原因となります。 このような理由から、食器洗浄機の使用はお勧めしておりません。
Q

食器用のブリーチなどを使い、陶器の漂白はできますか?

A
質問2「買ったばかりの唐津焼をどう使い始めたら良いですか?」にあったように陶器は大変吸水性が高く、ブリーチに浸してしまいますと陶器の内部にブリーチが入り込み、匂いが取れません。 唐津焼には食器用のブリーチでもお使いになりませんようお願いいたします。
Q

器の底が黒ずんできたのですがどうしてですか?

A
陶器は使用していくなかで様々な成分を吸着し、色が濃くなっていきますが、底の黒ずみは黒カビが発生した可能性が高いです。唐津焼は底へ釉薬をかけず素焼きのようにして仕上げるのが特徴です。そして前述しました通り陶器は大変吸水性が高く、含んだ水気が無くなるまでに時間がかかります。そして水分を含んだまま食器棚にしまうとカビの原因になります。 カビの発生を防ぐため、しまう前にしっかりと乾燥させて下さい。
Q

赤水窯へ直接行くことはできますか?

A
唐津の当窯には展示ギャラリーがございますので(火曜定休)、こちらでは実物を手に取りお買い物していただくことができます。